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2011年09月22日

福原の球威と失点を考える



1.jpg

今年、福原は目覚ましい活躍を見せている
昨年、足の開きを改善し、球威が全盛期に近い程戻った福原
30代中盤でストレートで三振を奪えるなんて凄い事だ

小嶋は左腕の成長株の筆頭者
サイドスロー気味のフォームから繰り出す投球
そんな彼が今年、昨年以上に球速球威をあげ、活躍をした

この二人がある意味、久保田離脱の穴を埋めてくれたことは言うまでもない

小嶋に関しては、急成長を遂げた今シーズン
昨年とは別人と言ってもいい位、変貌した
左腕の特権を活かし、キレのあるスライダー、5キロ以上は伸びた球速
伸びる様なストレートの球威
山口コーチってのはたいしたもんだと改めて感心しました
山口投手って藤川の球威球速を向上させた立役者として有名ですね
小嶋にもメスを入れ、開花させたことは素晴らしい

さて、その小嶋が最近になって失点を重ねるシーンが増えた
まず起用法、負けゲームでも勝ちゲームでもこの時期、セットアッパーは
フル回転で動かざる得ない
小嶋と福原はイニング跨ぎ専門である
榎田、球児は1イニング専門で温存させるための、小嶋福原です

では今回は福原だけにスポットを当ててみます

じゃあ、最初に彼の昨年と今年の投球を動画にまとめてみました



まぁ、見てお解りの通り、ストレートに威力はあります
ただ、あぶねぇって球結構あったでしょ?
ストレートが甘く入ってますし、カットボールも甘い所
ど真ん中に入ってる時もありますが、打ち損じしてくれた事と
あと真芯を外して打ち取っている技ありなど、ゴチャ混ぜにして動画をまとめてみました
カーブは凄いでしょ?
真ん中ではありましたが、フォークもよく落ちてましたね



福原はは何故?
それなりの防御率の数字を叩き出しても失点が目立つのだろうか?
彼の防御率はなんと2.18 ホールドポイントは9で球団3位
負けゲームでも普通にバンバン投げてこの数字は素晴らしいのですが



なんか打たれてるイメージってありません?



ぶっちゃけこの人セットアッパータイプじゃないです
立ち上がりを乗り越えられたらグングンノルタイプですから
その不安要素の立ち上がりをしょっちゅうやらされていますからw


打たれても、私個人は「ソロでよかったな」と思ったりします
失点がかさむと 「セットアッパー向きじゃないもんしゃーない」
と簡単にあきらめがつきます


では失点の原因を調べてみましょう

福原が打たれている一番多いケースはストレートが高めに浮き
真ん中に入ってしまう事です
そのストレートが何故?高く浮いて中に入ってしまうのか?



捕手をしていた私から見て明らかに分かる事はカーブです



カーブとストレート、そして決め球のフォークの抱き合わせで彼は飯を食ってます

緩いカーブ、重たくて早いストレートを投げると、そこには緩急と言う武器が存在してきます

緩急

つまりストレートを待っているバッターは、2ストライクに追い込まれるとストライクゾーンの
ボールは基本的に手を出さなければ三振になってしまいます

そのカーブを振り遅れて、もしくは芯から外ししまう2パターンの打ち損じによって凡打になる

逆にストレートを打てば、カーブとストレートの球速の速度差は40キロもありますので
当然、ドンピシャに当てなければタイミングが合わせづらくなります
ちなみに絶好調の福原は、ど真ん中のストレートで圧巻の三振を取る時があります
その時はもう、球威球速が球児並の時です

それだけ深在能力が高い投手なんですよね


しかし、その緩急だけではストレートが来たら当然狙い撃ちされルケースがありますね
だから、低めのコントロール制度を強く要求されます



その低めのコントロールの一番のポイントがカーブです



そのカーブが低め一杯にストライク取れない時は、たいがい失点します


スタンリッジとメッセンジャーも実はカーブをストライク先行の武器として使っていますが
そのカーブのコントロール精度が悪いと失点してます
福原と一緒だって事



100キロから110キロ台のカーブってのはね
一番腕の振りを軽くしてリラックス状態で投げれる球種でありまして

そのカーブのコントロールが高めに行ってしまうって事は

力み溢れるストレートを投げれば、当然ボールが上ずるわけ



上ずって腰のラインにボールが来れば、「打ってください失投ストレート」状態です

低めにボールを集めるって、口で言うのは簡単なんです
でもね、それをちゃんと出来る投手って失点が少ない、被安打が少ない優秀な投手なんです

腰のラインに来たボールは素直にスイングすれば飛ぶんです
それはアウトコースでもストライクゾーンだと打ち損じしなければ、そこそこ飛びます


それが低めに決まるとどうなるか?
内野ゴロ、もしくは飛んでも外野フライのケースが多いんです
球威がある投手なら、ストライクゾーンに来てもアウトローならそこそこ抑えられるはずです


それが真ん中低めになるとまた違ってきます
下であっても芯に当てられる打者は多いですから
インコースでも同様です
アウトローって先っちょに当てさせるって意味でも芯外しのボールでもあるんですよね
力みが生じるパワーヒッターには本当に重要なのがアウトローのコントロール精度です




じゃあなんでこうなるの?って事です



投手って足腰がめっちゃ重要です
足で投げろと言われるくらい、足腰がしっかりしてないと球威溢れるストレートも
低めにボールを集める事も出来ません

モーションに入って軸足がどこまで踏ん張れるか?
それによって全然違います
軸足は体全体を支えるわけですから、その軸足が少しでもフラつくと当然
リリース(ボールを放す位置)ポイントもズレます
たいがい前のめり気味になってしまう
そうなると、


低めが完全ボールになる


フォークは完全手前でバウンドする


城島が後ろに逸らすwwwwwwwww


そうなると上体で調整してボールを投げだす


上半身で投げる格好になるから、球威が落ちる


球が上ずる、打たれる


失点する


この悪循環が福原の失点パターンです



ではその原因はなんだべ?



理由は二つ


先発タイプである事
この人はやっぱり先発向きです
立ち上がりさえしっかりすればゲームを作れる投手ですから
スタンリッジが少しだけ福原とタイプが似てます


ただスタンリッジとの大きな違いがここです


セットポジション
ランナーを背負った時のセットポジション
当然盗塁を意識してクイックモーションになる

このクイックモーションがいかに通常のフォームと近い球威球速コントロールで
投げる事が出来るか?

スタンリッジは足腰が本当に頑丈です

クイックでも抑える事が出来るのは、しっかりと足腰が体を支えており、
リリースポイントがズレてないって事が一番でしょうね

メッセもクイックになっても崩れにくくなりましたね


要は、足腰が弱いのではなく、酷使疲労による足腰の踏ん張りの問題って事です
イニング跨ぎ専門だものぉ〜
それは球児だってやれば一気におかしくなったでしょ?@昨シーズン


ちなみに中日のソトっているじゃないですか?
彼の事阪神苦手にしてますよね?

彼セットポジションになったら、思いっきり別人になりますよ

今度彼と対戦した際、そこを気にしながら見てください
球速も落ちますし、変化球も甘くなります
落合さんはランナーさえ出なければって思いながら使ってるはず

ソトってID駆使すりゃ、何とか勝てる投手なんですわ
ただ、コントロールは低めに集められる投手だから、楽勝に崩せる相手でもないです


ああ、そうだ。。。福原でしたねwww
前回いいピッチングだったから今日も福原頼むぞ

機械じゃないんだからwwwww
疲労蓄積する人間様が投げてるんだから

だからメッセが先発になって良くなったって意味が繋がって来るでしょ?
彼も福原同様、先発タイプだったって事です
しっかりと感覚を開けて、足腰が十分踏ん張れる状況下で投げる

セットアッパーって本当に給料上げてもらうべきだと思う
守護神より高給取りになってもええと思うよ

5枚で回すなら福原を先発に使って欲しい
それが私の願望です

だって立ち上がりが大事な投手だもん
こんな不安要素持ってる投手をセットアッパーに回したらあかんでしょwww

あと一枚足りなかったねぇ。。。セットアッパー陣
コバヒロが不調だったのが痛いね
彼今鳴尾浜で一生懸命走ってるだろうなぁ。。。。
そうでなきゃ、本来の球威なんで出ないよ
出るわけがない
就職で忙しくて走ってなかったんだから(怒)

久保田の復調ほんまに来季頼んまっせって感じです

そうすれば、福原は先発ローテの一角を賄えるはずです


ただ、メッセとスタンと福原を先発にするなら間隔をあけて入れないとね
特にメッセは福原と似てるからwwwwwwww
posted by 正悟 at 11:26 | Comment(2) | 球界全般

阪神はGM制度を導入すべし

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まず阪神にはGM(ゼネラルマネージャー)制度を否定し続けている
SD(シニアディレクター)制度を取り入れてました

GMとSDでは権限が全く違います
GMは事実上、最高責任者であり、色々な面での権限を持ちます
ってのはメジャーの話でして

日本球界では、ちと違います

日本球界では、当然オーナーが一番偉いです
それはメジャーと一緒
次に偉いのが球団社長です
球団社長は経営者に当たりますので、あれこれ口を挟んで来ますし
金の実権をある程度オーナーから託されている身です


んじゃ、日本球界のGMってどうなんでしょう?
日本球界の場合、野球経験者で選手、監督なので実績を残した人がGMの席に着きます
他球団などに顔が効く方が多い様です

そうなうと、スカウトの交渉やトレードなどの交渉などに
非常にゴリ押しの交渉が出来たりと、かなり重要なポジションです

監督の推薦やコーチ陣の編成などの権利もある程度持ってはいますが、
メジャー程の権限はないようです
つまり、ある程度の実権を持っている様で、実はそうでもない


日本球界は金を出す人が偉いんですから、まぁそんな体質はなかなか抜けないでしょう

ダイエー時代の根本さんが一番GMとしての活躍をしたのではないでしょうか?
彼はメジャー並みの実権をダイエーで振るったと私は感じています
そして、彼だけが日本球界で唯一本当のGMの姿を見せたと信じています



んじゃ、シニアディレクターってなにさ?って事になりますが
球団の相談役(アドバイザー)みたいなもんです

阪神の場合、オーナー、球団社長がSDに意見を求め、助けを求め
そして動く様な感じです


つまり、日本球界のGM制度なんて、素人オーナーや球団社長が、球界に幅を利かせる為だったり
ドラフト、大物選手のトレードやFA選手獲得時に直接交渉をしたりね

そっち方面で活躍する有難い存在だと思います

そして、監督人選やコーチ陣人選、更に、選手の管理などの全てにおいて
形上の権限を持っています

しかし、メジャー程の絶対的な権限を持てない部分ある様です

つまり金を出すオーナー同様、金勘定する経営者が強いって事です


球団社長の下の立場での形上の実験者か?球団実質上の真実の実権者か?
この違いは大きいですね


ただ、現場に対する対応策などの指示は圧倒的に球団社長よりはずっと明確であり
監督コーチ陣もGM制度があれば、腹を割って相談も出来ます

逆に、監督コーチ陣が不甲斐ない成績を続けた場合、
新たな人材を呼ぶ、もしくは探すのもGMの仕事です
そんな意味で、かなり顔が球界に顔が広い方がGMになると、意外とスムーズに
事を進める事が出来ます



星野さんはSDでした
しかし実質上はGMと変わらない位の権限や発言力を持っていたと思います
楽天監督へ行き、2010年秋に行われたドラフト会議の際、
阪神オーナー球団社長達が、星野さんへペコペコ頭を下げている
それを星野監督はご機嫌に短時間でとっとと対応を済ませ、楽天の席へ向かった
他球団のお偉いさん達の方には時間をかけてしっかりと挨拶をしていた

そんな光景を見て、GM並みの実権と権限を持ったSDだったと確信しましたし
相当舐められた経営者達だったんだなぁっと
呆れた瞬間でもありました

星野SDが居たから、城島を獲得できたと思っています
星野監督だったから、伊良部投手を獲得し使いこなせたと思っています

星野さんは賢かった

SDはあくまでもアドバイザーであり、権限はない
彼は経営陣に対し、真弓監督を外す提言はしなかった


しかし、現場復帰をしたいと矢で突き、揺さぶりをかけていた
彼は本当は、戦力が十分整っている阪神の縦縞に袖を通したかったのだろう

結果的に彼は阪神球団を後にし、パリーグで監督として復帰を果たした

簡単にそれを受け入れ、真弓体制を続けた彼らに対し、昨年秋、私は期待を持った
来年こそ、真弓はやってくれる
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しかし、今年もこのありさまでしょ?
来年続投も明言しちゃってさぁww
もうここまで来ると経営陣に対して呆れてしまうわけさ



では私の意見のまとめです

今の阪神に最も必要なのがGM制度だと思っています

それがメジャーリーグの様な実権を持てなくてもGM制度を導入すべきです

今のオーナー、球団社長は、阪神と言う球団を心から愛していると信じたい

しかし、あまりにも素人過ぎます

だから明確なビジョンも、正しい判断や決断も示す事も実践する事も出来ません

スカウトやドラフト交渉、さらにFA交渉に監督以上の権限を持ったGMが居れば
そして動けば、全然手応えも違ってくるはずです

今のままの体制では、どうなってしまうか?

まず、マートンは退団するでしょう
この阪神の古い体質とOBだらけの指導体制、さらに監督コーチ陣の不思議な起用
それを認めて来季続投宣言する全く現場を見極めない素人経営者にウンザリしているはずです

金で引き留めるしか全く対応が出来ない状況に陥ってます


マネーゲームはしないと口では言ってますが、実質上行ってると思います
だからスタメンがFA選手だらけで高給取りの選手を増やし過ぎてしまい
助っ人や生え抜き選手、特にセットアッパー陣に納得の行く給料を査定できない

そうなるとFA宣言しない限り、高給取りになれなくなってしまうし、下手すれば
出て行かれてしまう

一時期のジャイアンツ状態に陥ってしまいます

ってかもうなってるねwwwwwww

まずGM制度を導入し、明確なビジョンを現場に打ち出す
更に、現場へのアドバイザー的役割もしっかりと行う

中村さんや吉田さんの様な、OBでは絶対にダメです
他の血を入れて、球団体質を完全に入れ替えなければ意味のない事です

経営者となぁなぁなGMなんて要らない

球団改革をしっかりとやり遂げる、強情なGMが居ればいいなと思っています

確かにFAって、即戦力選手の獲得には便利
でもね、若手育成の部分に置いて、非常に問題ある制度です

生え抜きと即戦力の見極めが出来て、状況に応じた対応力を示せるのが
野球経験者のGMだと思います

更に、若手育成の二軍監督コーチ陣は、球団にとって重要性を秘めています
その二軍監督コーチ陣をOBで固め、再就職先の様にやっている球団は間違いなく
若手を育てるのは下手な球団でしょうね

OBでも構わない
大事なのは、指導力のスキルだと思います


統一球の打撃をまったく攻略出来なかった二軍打撃コーチである
八木、高橋打撃コーチは今季限りでサヨナラすべきです


ファームまでしっかりと見極める眼力を持っているのがGMだと思います


生え抜きの芽を絶対に潰してはならん
FA獲得に偏った編成をしては絶対にならん
2軍コーチ陣の指導力をしっかりと見極める事が出来なければならん
1軍の監督首脳陣の指導力、采配起用力を厳しく見極めなければならん

その全てに、眼力、決断力と実践行動力が球団になければ絶対にダメ


そう考えると、GM制度導入って意味があると思っています
多分導入はせんでしょうwwwwwwwwwwww

posted by 正悟 at 02:49 | Comment(3) | 2011 Tigers