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2014年09月05日

上本逆転タイムリーの三浦の配球と心理


巨人にマジック22が点灯した
この時期に来ての天王山3連勝は敵ながら流石である
巨人は先発陣が安定し始めている

とにかく阪神投手陣が来週どこまで踏ん張れるか?
そして打線がどこまで頑張れるか?

来週の直接対決は天下分け目の決戦となるか?

それはナゴド次第である


では今日の試合です
先発の岩崎はストレートが実に良かった
左投手であの球威は左打者にとっては実に嫌だろう
今日の岩崎はストレートが良かったが、決め球となる
シンカーが全然ダメな日だった

岩崎の持ち球で代表的なのが球威あるストレート
右打者でも全然通用する能見ばりのスライダー
そして芯を外すシンカーである

カーブやフォークも投げれるのだが、基本的には
ストレートとスライダーで決め球がシンカーと捉えてもいい

そのシンカーが低目のボールゾーンへ行くのだが
一向に振ってもらえなかった
キレが悪く軌道が低目なのも完全にバレている状態

それでも
スライダーとストレート、カーブを投げて緩急をつけて
横浜打線をしっかりと抑えていたのが凄い

ストレートのノビが良く、タイミングが合わせづらいのだろうね
あの空振りを見ていると、本当に打ちにくいのが分かる
球速以上にノビているのだと思う

3回の1失点はもったいない
犠打の暴投が呼んだ犠牲フライの1失点
これが一番ダメなんですよね
暴投が本人ですから尚更なので(笑)
とにかくこの1失点がもったいなかったと思う

さてブランコの逆転2ランですが
もったいないの一言である
ストレートで十分追い込んで1−2で追い込んで居た時に
スライダーで見せ球をしてストレートで空振りを取れすシナリオだった
逆にスライダーで振らせる事も出来る状態だった

ブランコを追い込んでいる段階で、一番調子の悪いシンカーを
投じ、中に入ってしまった

これは
鶴岡がしくった配球
だと思う
スライダーを投げさせるならシンカーの方が騙せると思って
絶対にサイン出したと思う

横浜に昨年まで在籍していたのだから
コーチが変ったとはいえ、低めのデーター攻略は
ヤクルト、広島と互角の分析力と実践力を持っているのは
百も承知だと思う

切れ味がかない悪いシンカーをあそこで投げる意味が分からない

あの失点は実に痛かったと思う

それでも6回投げて3失点
シンカーがアレでも3失点
しかも1失点は自らのエラー絡みだったと言うことで
投球内容に関しては、悪いなりのピッチングが出来ており
合格点をババーンとコーチ陣に頂いた事だろう

次の登板まで頑張ってシンカーの精度を戻したい所だろう


さて、三浦と相対した阪神打線
今日の三浦はスライダーのキレが抜群だった

今成と福留に対してはフォークを多用していたが
福留は二打席連続でフォークを捉えようとしている
1打席目はヒット
2打席目はセカンドゴロで打ち取っている

今成はゴロで打ち取られたが
喰らい付く姿勢を見せていた

今成の調子が戻るのはもう近い

変化球への対応力が三浦相手に出始めていたので
そろそろ当りが戻ってくると虎心不動は宣言出来る

さて、上本のスイングだが
確かに三浦との相性は悪く、アウトコースのスライダーに
ブンブン振り回されていた

私が注目したのは第三打席の三振の打席
スライダーに喰らい付こうと必死であったが
最後は緩急をつけられて、ストレートで空振り三振
喫している


完全に140キロ前半のストレートを
振り遅れての三振である


緩い球から速い球への対応力がイマイチの所を見れば
やはり、踏込足の瞬間に重心が前に寄っているのだろう

しかし、その緩急に合わせようと必死で喰らいつく姿を
第三打席で見ることが出来た


6回裏、同点になり、2アウト満塁での再度三浦との対決が来た

上本はバットを短く持ち、スライダーへの対応に必死だった

ここが今日のポイントである
この時三浦は全てスライダーを投げて
ストレートを1球も投じていない


この打席で上本はアウトローのスライダーに手を出すが
高めのスライダーには手を出さなかった

三浦はこの上本との打席で大失敗の配球を犯していた

ストレートで緩急をつけることが出来なかった事である
100球を超えてストレートの威力が落ち始めていた

いくら緩急で空振りを取れる上本であってもストレートを
打たれた場合、長打を食らう可能性を三浦は感じていただろう

スライダー一本勝負で挑んだ上本との打席
満塁、絶対に四球も許されないシーン

三浦はスライダーのキレで上本を振らせようとしたが
アウトローのスライダーに喰らいついてファールをされた

2ストライクに追い込まれた上本だが
三浦としてもこの球をファールされてはしんどかったはず

空振りをして2ストライクになれば、三浦は迷わず
同じコースへスライダーを投げただろう
しかし、上本が食らいついて空振りをしなかったのだ

そこでストレートを投げれば上本は振っていたかも知れない

しかし、三浦の中でストレートの選択はなかった

勝負心の中でストレートを上本に弾き返される
イメージが強かったはず


ピンチの時に三浦から見ての上本のイメージは
ストレートに強い姿しか見えなかったのだろう

次に投じたスライダー
アウトコース腰のラインのボールゾーンへ流した

このスライダーこそ、三浦が投じた勝負球だったのだ

その勝負球のスライダーに上本は手を出さなかった

明確に言うなら手が出せなかった様に見えた

しかし判定はボールで3−2となってしまった


この段階で上本圧倒的有利の条件が揃ったのだ

上本が打ち損じしない限り、彼の勝ちとなるステージが
出来上がったのだ


この瞬間にストライクゾーンで勝負するしかないと
三浦は感じていた筈

問題は球種である
テンポよく投げる場合ならストレートで行ける!
しかし満塁で逆転の大ピンチ
セットポジションのストレートは確かに球威が落ちる

この打席で上本はアウトコース高めのスライダーは手を出さない
低目のスライダーはファールされているが
見逃されたら押し出しとなる

5球目のアウトコーススライダーに手を出せなかった

この時点で心理上で上本が断然有利の立場になっていた

ボール球を投げて見送られたら押し出し
勝負でフォークを投げたくても三浦にとってフォークは
決め球の球種ではない


スライダーか?ストレートがストライクゾーンに来る


上本はそう確信し、バットを長く持った

三浦が投じたスライダーは黒羽根が構えたゾーンより
高めに投じたスライダーとなった
黒羽根からすれば三浦の大失投だろう

上本はしっかりと振り抜いてレフト前でタイムリーを放った

緩急の対応に苦しむ上本にとって、あのスライダー打ちは
スライダーを待っていたスイングだった
身体が腰から回転し伸びる様なスイングであり
決して綺麗なスイングではなかったのは事実

それでもタイムリーを放てた事はスランプ気味の疲労蓄積の
上本にとって大きな大きなタイムリーとなっただろう


あのベテラン三浦でも、満塁という場面では
ナーバスになるものだ
セットポジションでなければ、満塁でなければ
もっともっと強気なピッチングが出来ただろう

しかし、あの場面でストレートに強い上本のイメージが
三浦にあり、強気な投球が出来なかったのも事実

関本がスライダーで空振りをして坂をボテボテの不運な失点

その直後の上本に脅威を感じたと言うことは
不調気味の上本であっても、嫌なバッターであったと言うこと

西岡離脱で得たスタメンセカンド上本は
着実に力をつけ続け、相手投手が嫌がる
驚異のバッターの立場となっていた


さぁ明日からナゴド中日戦である
明日は山本昌が登板する

間違いなく山本昌は
明日の阪神戦は現役生命を賭けた戦いに挑む


ストレートの次に多く投げるスクリュー(シンカー)
このスクリューにチンチンにされまくった阪神打線

それだけストレートとスクリューのフォームがそっくりで
軌道で初めて確信持って振った時には時すでに遅し

この配球に散々やられまくって来た

私は山本昌が夏場も苦しんで走りまくっていたのを知っている


山本投手は私よりも年上です
セリーグで一番尊敬している投手でもある
何しろ私が学生の頃から投げている投手なのだから
彼が現役生活を賭けた戦いに挑むのが阪神である事が

実に複雑ではあるが、
容赦なく打ちのめして欲しい

今の昌ならスタミナが切れる時に打ち崩せる筈

俺達タイガースは1敗が命取りとなるのだから

巨人のケツを追いかけるならば
6連勝をする位の勢いで波を作るしか方法が無い

ナゴドで3タテを絶対に狙って戦いに挑め!
まずは山本昌を打ち崩せ!
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posted by 正悟 at 01:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2014 Tigers