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2011年10月24日

真弓監督が受けたバトン渡したバトン


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今夜の試合で真弓監督は起用采配の仕事を終えた
今年は珍采配、珍起用が目立つ見栄えの悪いシーズンだった
今日で真弓監督はユニフォームを脱ぐ

岡田監督からバトンを受け取ったのは2009年
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私は岡田辞任は非常に残念であり、悔しい思いを抱いた
投手陣、特に中継ぎ人を使い果たしての辞任
再建を真弓に丸投げ状態での辞任は、私個人にとっては怒りすら感じた

岡田監督が真弓監督に渡したバトンは3つ

一つ目が投手陣再建のバトンだった

2008年が終わった時点でもう投手陣は疲れきっていた
久保田、球児、ジェフ、このJFKもボロボロになっていた
岡田監督と久保コーチのタッグなら2年で投手陣を再建出来る
そう信じたのだが、彼が選んだ道は辞任

先発陣を過保護化した岡田タイガース
6回投げれば勝ち投手 JFKの存在
5回投げても勝ち投手 WJFKの存在

過保護化した先発投手陣に渇を入れるべき真弓ファーストシーズン

6回ピンチになっても動かない
なんとか凌いでも7回で打たれて負ける
そんな試合が度々見る状況が続いた

岡田タイガースに慣れたファンからは「交代が遅すぎる」と初っ端から
真弓批判が始まった

違うだろ?今までが異常だったんだ

そう思いながら、2009年の先発陣の成長を見守ったことをよく覚えている


岡田監督からの2つめのバトンは賓打線改善だった
岡田時代の打撃コーチは広沢氏が中心となっていたが、ピリッとしなかった
何しろ2割4分台の超貧打線だったんだ
いかに投手陣に頼っていたか?が分かる

真弓監督は打線の活性化を強化した
その結果は誰が見ても明白に見て取れた
FA取得で城島を獲得したことが大きかった
しかし、その裏で狩野の芽が途絶えたことは事実
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ブラゼルのバッティング改造も成功し、アベレージヒッターへと変貌
流し打ちでホームランを打てる技巧派まで大成長を成し遂げ、ラミレスと
最後の最後までホームランキングを争う
最終的に負けてしまったが、本拠地の広さと浜風の差を考えるなら
素晴らしい記録だった

猛虎打線の復活は2010年に球団新記録のチーム打率で結果を出す


最後になる3つ目のバトン
これも阪神にとって大きな課題であった
それは若手育成と言う大きなお題目であった

FA獲得選手で溢れたスタメン主軸
この状況下、岡田監督も、もしかしたらやりたい事が出来なかったかも知れない

FA獲得主力選手でバッターは金本、新井、城島、更に助っ人でマートン、ブラゼル
5人もの選手が固定化されている
それからプラス投手で1枠が消える
更に固定化した生え抜き鳥谷の枠が当然埋まる
セカンドは、平野か?関本でほぼ固定化されている
ああ、もう一つしかないじゃん?
そんな状況下での若手育成は外野1枠しかなかったのが現状だった

真弓監督はなかなか打線で若手育成が出来なかったが、投手を中心に改革を行う
久保投手チーフコーチ、山口コーチ、更に二軍では中西、遠山、更に今年は藪コーチ
彼等と連携を取りながらしっかりと若手投手の育成が進められた

その結果
藤原、小嶋、筒井、秋山、榎田、西村、鶴など、次々と若手を育て上げる
更に福原の球威急速の完全復活も大きかっただろう
そして能見確変大エースにしたのも真弓監督時代である
その投手改革を行ったことは高く評価するべきだ

打撃陣も徐々に使い始めた
俊介は昨年から積極的に使いたかったが、金本の存在が大きすぎた為、交代要員
その俊介が今シーズン序盤から大スランプに陥ってしまい、長期離脱もあった
その為、俊介は守備、代走要因として使用され、金本の変わりはベテランである
浅井、林の大スランプを余りにも根気よく使い続けた為に
レフトポジションの起用法にファン、マスコミから大批判が繰り広げられた
その最中、上がってきたのが外野手柴田だった
柴田は、徐々に1軍でも頭角を現し始め、気がつけば、今年一番期待された
若虎筆頭の俊介以上の大成長を成し遂げた

上本、大和、森田も代打、代走から起用が始まり、
何とか来季に向けての若虎下地作りまで真弓監督は仕事をしたと思う
更に最後の最後で捕手小宮山の大成長も大きい財産となっただろう
城島がリハの間、来季も無理が出来ない状況かも知れない
その間、藤井一人ではなく、小宮山と言う存在が居るだけで全然違う

一番の収穫が小宮山の経験値向上だったのかも知れない

確かに真弓監督に優勝の文字は実現しなかった
CS勝利も出来なかった

珍采配、珍起用、ベテランに偏った起用など
批判をされるべきしてされた部分は多々あっただろう

しかし、岡田監督が残した課題をある程度克服し、和田へバトンを渡せる状況は作った
それはある意味、大きな仕事を成し遂げたという 過大評価を今夜位はしてもいいだろう

今日の最終戦、若手を楽しみながら起用する真弓監督がいた

消化試合、勝敗にこだわることは重要だが、それ以上に最後にやりたかった事を
示してくれた感じがした

まるで父親のような優しい笑顔でグランドを見守る真弓監督の顔が印象に残った
ベンチ全体がいい笑顔で見ていてこっちまで笑顔になれた
最後の最後に野球を楽しんでいる阪神ベンチを見れた


それがなにより


優勝は出来なかった、CSで勝利も出来なかった
変な起用采配も多々あった
選手間との間に亀裂まで作った、コーチ丸投げ起用采配
その無責任采配は私自身、今でも納得行かない
辞めるべき状況であった事は変わりない

でも ありがとう
来季に繋がる若手育成
今年半年だけで、これだけの打者と投手陣、捕手の若虎達を場慣れさせた
これは来季に向けての大きな財産をバトンとして渡すことになるだろう

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岡田監督が残したお仕事のバトンをしっかりとクリーンアップして次の監督へのバトンを渡す

その件に関してだけは、本当に高く評価したい

ありがとうご苦労様でした


posted by 正悟 at 22:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 2011 Tigers
この記事へのコメント
こんにちは〜。今日は朝から正悟さんのブログを見てちょっと
ホロリとしました。昨日の最終戦の地上波放送が無かったので、
朝イチで見た、昨日の試合での真弓監督の若手や能見を見る?優しい目・・・☆私も采配に関しては???ではありましたが、ホントこの3年の阪神監督はきつかったと思います。でもヤジをさんざん飛ばしたファンも同じだったと思います。でなきゃ甲子園の最終戦であんなに「真弓コール」は起こらないと思います、思いたいです。みんなわかってる・・・。ホントお疲れ様です・・・。
話は変わりますが、新井さん・・・他球団移籍も・・・?それもかぁ・・・。
寂しいけど・・・う〜んいいよ・・・いいよ・・・。がんばって。でも鳥谷はあかん!!マートンも絶対残留希望〜!!って勝手かなぁ!(^^)!
Posted by たまご at 2011年10月25日 12:13
たまごさま

まいどですぅ〜
やっぱりね、人柄が良いんでしょうね
滅多に怒らない人らしいですから
でもあの笑顔はズルイっすよね

だからイケメン嫌いwwwwwwww

とにかくお疲れ様って事で^^

新井さんは甲子園苦手なんですよねww
ただ、和田さんだったら残るんじゃないかなって思ってます
鳥谷は残留っぽいですね^^
蓋あけてみないと分からないのがFAなんで怖いですがww

マートンは厳しいでしょうね。。。
下手したらブラッズも厳しいでしょうね
ブラッズ怪我っていうか膝に爆弾抱えてるから
そこをどう判断するか?
前に勧告からファースト呼ぶとかありましたけど
どーなったんでしょうね?^^;

今年のストーブリーグは熱くなりそうですね^^;

それではまたで〜す^^
Posted by 正悟 at 2011年10月25日 20:18
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